十三駅近病院 胃腸科・内科・外科・放射線科・リハビリテーション・労災指定・結核予防法指定

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2016年5月27日 (金)

院長先生のコラム6月号

☆ 黙・黙祷・百黙

 私が高齢になったため同窓会で、また、熊本地震の後いろんな会で、黙祷の機会がふえた。黙祷は無言のまま、心の中で祈祷するのだが、約1分、司会の言葉で気持ちが昂る中、逝った人を偲ぶ。中国発祥の儀式というが、日本では明治天皇の崩御、関東大震災などで広まったらしい。ところで黙と云う字は何故「黒い犬」なのか?黒い犬は吠えないという訳ではない。犬はひそかに人を追うからだと云う説もあるが、いろいろ調べたが、今のところまだ謎は解けていない。私は「暗黒の闇では犬も吠えない」つまり黙っている、と解釈した。では、祈りと祷りの差は? 祈りは単に神仏に福を求める。祷りは神仏を呼び更に深い意味がある。話は飛ぶが、先日、菊正宗酒造が百三十年ぶりに新銘柄「百黙」を発売した。「寡黙な人の重みのある一言」の意。どんな味か残念ながら私は下戸、せめて香りだけでも……これ以上は、黙して語らず。

   『ザ・淀川 平成28年6月号掲載』



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