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2017年4月15日 (土)

院長先生のコラム5月号

☆ てんやわんや

 老老介護の患者さん「もう、てんやわんやですヮ」と。が、付いていた若い看護師さんは判らなかったようだ。「てんやわんや」も既に死語になったのか。昭和二八年から二九年に毎日新聞の連載小説で楽しく読んだ獅子文禄の「てんやわんや」が売れ,流行語になった。実は先に二五年発表の笠置シズ子の「買物ブギー」は「今日は朝から私のお家はてんやわんやの大騒ぎ」で始まり、よく流行った。二七年に漫才で「獅子てんや瀬戸わんや」のコンビが誕生、よく売れたし実力もあった。しかし、てんやわんやという言葉が爆発したのは獅子文禄のユーモア小説が売れてからだ。五九年に設定された流行語大賞がもしその時既にあったなら、間違いなく大賞に選ばれていた。ところで「てんや」は「てんでん、手に手に、各自勝手に」で「わんや」は「わや、わや苦茶」、てんでんばらばらと同じ語源で江戸時代に発生、戦後の時代を反映して人口に膾炙した。

                                                                                【院長/阪東 昭政】

『ザ・淀川 平成29年5月号掲載』



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