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2017年8月25日 (金)

院長先生のコラム9月号

★山寺立石寺

或る会合でたまたま隣席が医師であった。趣味のことで国内旅行が安心で良い、

では何処?と尋ねられ、東北と答えると彼は一番に山形の山寺立石寺を

推奨した。私は残念ながら訪れたことが無いが、かなり険しい道程のようで、

この歳ではもう無理かも。芭蕉が「奥の細道」の旅で「閑(しずか)さや岩に

しみ入(いる)蝉の声」を詠んだ山寺である。彼は「芭蕉は忍者だと言われて

いますね」と重ねたが、その時私は思い出せなかった。あとで服部半蔵と

同一人物だという説を思い出した。一日の旅程が忍者でないと無理な距離の

日があったり、出身地が忍者の里・伊賀であるなどがその謂(いわ)れであるが、

あながちデマではない。皇居の半蔵門も彼に因んだ呼び名である。また、

この蝉に齊藤茂吉アブラゼミ説と小宮豊隆ニイニイゼミ説があって、これは

後者に軍配。因みに最初に詠んだ時は「山寺や石にしみつく蝉の声」であった。

                                     【院長/阪東 昭政】

                『ザ・淀川 平成29年9月号掲載』

 



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