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2018年7月26日 (木)

院長先生のコラム8月号

★ 和の色 日本の美

 前号で「利休鼠」にまつわる話を書いた。日本語は表現が豊かで、語彙が多いのは世界一。特に色彩については先ず数に驚く。和色大辞典や色彩辞典というのがあって、日本の伝統色が四百六十五色示されている。鼠のつく色だけでも三十四あって、絹鼠、柳鼠、江戸鼠、深川鼠、港鼠、千草鼠、素鼠など想像し難い色もある。面白い名では憲法色、憲法黒茶(黒褐色)がある。これは法律の憲法ではなく、宮本武蔵との試合で有名になった吉岡憲法兄弟が、負けて後京都四条西洞院で染屋を始め、憲法染、憲法黒、憲法茶などと言われて流行し、憲法黒茶の名称が残った。私の好きな色では「江戸紫」がある。歌舞伎の「助六由縁江戸桜」で助六が頭に江戸紫を巻いて登場。青紫が舞台に映える。女形の頭巾にも使われ、この華やかさが歌舞伎の魅力。多彩で優美な文化が、日本画、着物、歌舞伎、陶磁器等の芸術の世界に深い趣をもたらした。

                                                                                                  【院長/阪東 昭政】

『ザ・淀川 平成30年8月号掲載』



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